このところ、日本各地で太陽光発電所のケーブルの盗難被害が増加していますよね。
本当に困ります。
ケーブルを切断されてしまうと、復旧までにかかる期間は売電収入が0になりますし、発電所規模が大きくなればなるほど被害額も増加します。本当に事業継続に関わる大きな問題です。太陽光発電所のケーブル盗難被害対策のポイント、ヒント、盗難被害も含めた保険についてもお伝えしたいと思います。
発電量解析でメンテナンス費用をミニマムにする「お元気メンテ」の無料ダウンロード冊子ができました。費用対効果や事例はこちら
太陽光発電所におけるケーブル盗難被害の増加
昨今、日本各地で太陽光発電所におけるケーブル盗難被害が増加しており、保険適用外になるほど被害が増え続けています。復旧までにかかる期間は売電収入が0になるため、発電所規模が大きくなればなるほど被害額も増加し、事業継続にも大きく影響を及ぼします。そのため、未然に対策を講じて盗難を防ぐことが事業安定性にも繋がることからますますその重要性は増しています。
盗難防止対策の例と問題点
一般的な対策として、よく以下のことが取り上げられますが、それらの問題点を挙げておきたいと思います。
対策 アルミケーブルへの切り替え
デメリットとしては、全ケーブルを切り替える為、ケーブル費用、取替工事が発生する。また専用の端子台が必要になることから導入コストが高額となります。さらには見た目上、アルミか銅かの判別がつかない為、盗難自体を防ぐことが出来ないということが考えられます。
アルミケーブルへ切り替えたうえで、そのことを明示しておく必要があります。
この対策の応用でケーブルはそのままで、アルミケーブル使用という看板を取り付けておくことで抑止力となる可能性はあります。
対策 監視カメラの設置
問題点として、侵入を記録できるが、盗難後に発覚することが殆どであることから盗難防止の直接的な対策になり難いことが挙げられます。
監視カメラと組み合わせて赤外線センサーやパトライト、警備会社に委託などの方法もあるがそれだけ費用は高額となってしまいます。
ダミーのカメラの取付は費用は抑えることが出来るが効果が薄いのが問題です。
対策 看板の設置
窃盗犯は外国人グループである可能性が高い為、多言語での看板の設置が必要になります。費用は抑えることが出来るが効果が薄い。
フェンス高さの変更、有刺鉄線や電気柵の設置
近年の傾向を見ると、フェンスを破って侵入されることが殆どであるため対策効果が弱いです。
盗難防止対策で求められること
では、どんな盗難防止対策が効果があるのでしょうか。
盗難防止対策で、どうしても必要となってくる点は、以下の3つかと思います。
盗難防止対策のポイント
- 盗難防止効果が高いこと
確実に盗難防止に繋がるということ。侵入が困難であることや侵入した後に逃げたくなるような対策を講じることで、より狙われにくくする必要がある。 - 設置が容易であること
本来発生する予定のなかった対策であるため、より簡易的に設置することが求められます。施工費の軽減にもつながることから施工性が良く安易な設置が求められる。 - 価格が安いこと
事業性にも影響を及ぼすため、イニシャルコスト並びにランニングコストが低い対策を講じる必要があります。
久野商事株式会社の盗難防止部材のご紹介
具体的にどんな効果的な対策があるのか、一つ効果的な盗難防止部材をご紹介したいと思います。
フェンスの下部にパンチングメタル部材を設置して侵入を防ぐ!! 久野商事株式会社の盗難防止部材です。
フェンスの下部にパンチングメタル部材を設置して侵入を防ぐ!!ことが効果
実は侵入の際、ほとんどがフェンスの下部を破られます。
<フェンス下部が破られる理由>は2つあり
①センサーに感知されないようにするため
一般的な赤外線センサーは雑草や小動物を感知しないように1m程度の高さで赤外線を飛ばしています。したがってその下をくぐればセンサーに感知されることなく侵入出来る為です。
②切断したケーブルを外に持ち出すため
ケーブルは重量物ですのでフェンスを乗り越えさせることが困難です。フェンスの下に穴をあけてケーブルを引きずり出すようになります。
フェンス下部を強化することで、盗難に時間がかかる、困難と思わせることにより盗難防止となります。
しかし・・・
•盗難対策はしたがそれでも不安・・・
•対策にお金がかかりすぎる・・・
•対策しても盗難されるのでは・・・
そんな時は!
お元気メンテ+は個別にリスク検査を行いメンテナンスとセットすることで割安の保険加入が可能です。万が一の災害時など保険会社との交渉まで対応します。
価格や詳しい内容につきましてはお気軽にお問合せください。
発電量解析でメンテナンス費用をミニマムにする「お元気メンテ」の無料ダウンロード冊子ができました。費用対効果や事例はこちら